まもなく、下り列車が参ります。

帰路で気持ちを切り替えていく。 -雑記ログ-

かつて「ゲーム業界」を目指した、とある専門学生の話。【夢と現実と叶える道】

 
 
専門学校に入学して、言われたとおりにしていれば夢は叶うと思ったら
 
大間違いだ。
 
 
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私には、かつてゲーム業界に憧れて専門学校に通ったが希望の仕事に就けなかった過去を持つ妹がいる。
 
妹は当時専門学校でゲームグラフィックを専攻しており、将来は3Dゲームのフィールドのデザイン・制作をしたかったようだ。
 
 
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妹のゲームデビューは「ゼルダの伝説 時のオカリナ」である。
 
父がゲーム機を購入した際、適当にチョイスしたゲームソフトのうちの1つであった。
 

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当時美しいグラフィックに家族全員で感動したものだ。
 
そして妹はその3Dグラフィックに魅せられ、将来の夢を育てていったようだ。
 
 
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通ったのは、
当時CМでよく流れていた某専門学校。
 
 
妹はそれなりに真面目に課題に取り組んでおり、さまざまな就職活動に有利な資格を学校行事で習得していった。
 
しかしワードエクセルはおろか、フォトショップイラストレーターなどの分野的に関係がありそうなソフトも、何故か専門外の私の方が使いこなせているという状態だった。
 
 
学校は自主性を重んじるスタイルで、自分で何をしていくか気が付いて能動的に学習していかないとただただ一般的な就職活動対策をしているなと、はたから見る私には見えた。
 
学校としては就職実績が気になるのは当然だ。
 
妹曰く、学校内はごく一部が本気になって制作の勉強をしていて、だいたいの人間は周りに流されて義務教育の感覚で課題をこなす程度だったという。
 
ゲーム業界だけでなく、受け身で課題だけやっていたのではとても専門的な業界に就くのは厳しいだろう。
 
 
そして流れるように学校生活を過ごした妹は、実力が足りずゲームとは関係のない普通の仕事に就いた。
 
 
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妹の見て思ったのは、専門学校に入学して言われたとおりにしているだけでは夢に向かって何も始まっていかないということ。
 
専門学校は、指導者や設備など学習環境はかなり整っている。
 
それらを活かし、目標を持ち、自ら道を求め、教えを乞うていく貪欲な姿勢が必要なのだ。
 
「入学して、言われたとおりにしていれば夢は叶う」という考えではなく、
「入学すれば、夢へ向かうための準備を万全にできる環境が整っている」という認識をするべきなのである。
 
 
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その後の妹は、当時は色々に後悔をしているように見えたが今はそうでもない。
 
 
今現在の妹の夢は、「ゲームを作る」ことである。
 
学校を卒業してからさまざま右往左往をしていたが、今はゲームを作るソフトを見つけて制作に励んでいる。
 
手探りをしながら自分の本当にやりたいことを探しつつ、少しずつ時間をかけて夢を育てているようだ。
 
 
妹は「ゲーム制作に関わる」という夢は就職という形では叶わなかったが、それだけが夢を叶える方法ではないということに気づけたのだろう。
 
 
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今自分がどこにいるかなんて、
関係ないのだ。
 
恐れず、自分の選んだ道で何ができるか最大限に能動していこう。
 
あらためてそう自分自身に言い聞かせた今日この日、
初夏の夜だった。
 
 
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最後までお読みいただきありがとうございました。